NON STYLE NON COIN LIVE

いってきました〜。
いやはや、すごいすごい。何がすごいと一言では言えないけどすごいな〜!と何かにやたらと感動して帰って参りました。


詳しい感想はおいおい書けたらいいなと思いますけども、とりあえずひとつだけ。きちんと埋まったさいたまスーパアリーナの客席と、そこに座る人たちを全力で楽しませようとするノンスタの姿を見て、一番強く感じたのは「この人たちは一見全然そうは見えないのに、本当に筋が通ってて格好良いなあ」ということでした。だって無料で!無料でこんなにも多くの人を!!いや、それ自体は別に始まる前から分かっていたことなのですが、見ると聞くとでは大違いでした。たぶん言うとやるとではもっと大違いなんだと思います。だからこそ格好良い!としみじみ感心してしまいました。本当に。
お金がかかるお金がかかると聞いてはいたものの、実際この目で見てみたら本当にしっかりお金をかけて作りこんであってびっくりしてしまったのです。火薬使って、ポップアップ使って、一応フライング(?)もして、手の込んだ印刷の紙吹雪を降らして、その上タオルを無料で配布して…どれも経費削減で削っても一向に構わないものだと思うんです。別にそこで手を抜いてもらってもこっちとしては全然いいんです。そもそも無料なんですから、最低限の設備でやっていただいて費用の回収を図った方が現実的かなと思うのです。
だけど、二人はそういう妥協は全然していなくて、むしろこっちが「もうちょっと手抜いてもいいんだよ〜」と言いたくなってしまうくらい、楽しませるための努力を惜しんでいないというのが演出やネタからひしひしと伝わってきて。そういうところがもう本当に格好良いなと。
芸人さんの世界では後輩いっぱい引き連れて奢る人が太っ腹と言われて慕われたりするのかな〜と思うのですが、彼らはそういうタイプの芸人さんではないんでしょうが、でも別の意味で本当に太っ腹というか…心の豊かな人たちだなーと。ほんとに、こんなに本当の意味で「賞金」を「お客さん」に「還元」するなんて、誰にでもできることじゃないと思うのです。男前であります。
楽しませてもらった、いい時間を過ごさせてもらったというのはもちろんなのですが、それ以上になんだかすてきな人たちを好きになったなあ、という誇らしい気持ちをもらえました。ありがとうNON STYLE!これからも陰ながら応援させてね。