ザ・ドリームマッチ '09 真夏の若手芸人祭り

わー、やっと見られたよ…楽しみにしてたのに昨日まで忙しくて見られなかったのです><
遅ればせながら感想感想ー。えらい長くなったのでたたみます。あ、あくまでもいちノンスタファンの意見なのでゆるーく流してくださいねー。



1.オリエンタルラジオ中田×小島よしお

10日中5日日本にいない小島さんwあっちゃんカワイソスww一発目からこの番組は人間性出るなー、と思う。特に事前映像。「あっちゃんハワイ来れないかな?あっちゃん来て〜!」「なんで小島さんドリームマッチ出ようとしたんすか?w」小島さんの能天気なキャラクターが思いのほか好感度高かったです。楽天家w
組み合わせを見た段階で賢い人たちだー、ライバル校出身だー、と思ったのでネタが始まった瞬間に多少のやっぱり感というかがっかり感というかを感じたものの、始まって数十秒経つといろんな意味でああごめんそうでもなかった、と思うwううんカオス。あっちゃんの前髪が激しく気になる感じでしたが、あんな先生実際いたら間違いなくあだ名は「アンコウ」か「大槻ケンヂ」だよねww
トップ用のネタなんだなあ〜という感じはありありとうかがえたのでよかったかな〜。いくら盛り上げるっつったってそこまで大胆に歌取り入れなくても、と思いましたがwSHAKEの復活はよかった。ただ若い女子比率高い会場で「プロゴルファー猿」のネタは全然伝わらないと思うよ!w〆にあえて双方ともに完全に旬を過ぎた名刺代わりのブリッジを入れてくる感性は嫌いじゃなかったですw盛り上がり方が前半と後半逆ならもっとよかったのにな、という感じでしたかね。しかしこれで練習そんなしてないってすごいな…二人ともどういうセンスしてんだ。
カオス感は嫌いじゃなかったですが、Wボケで収拾つかなくなっただけっていう感もなくはない…まあそもそも小島さんがツッコミカテゴリーに入れられてる時点でどうかしてるんでしょうけどもwあっちゃんが普通のツッコミの人と組んでやるネタっつーのも見てみたかったな〜。キンコメ高橋さんあたりが面白いことになりそうかな。小島さんは鳥居さんあたりと組んだらってのが興味ありますが、カオスすぎて無理かw

2.トータルテンボス大村×ナイツ土屋

「どのタイミングで待ち受けてんすか」の言葉通り、非常に聞き覚えのある音楽にびっくり。ほんとに漫才終わった直後じゃんw「全部拾ってくれるんじゃないですか?彼ならね!」「俺が拾いきれてねえみたいに言うな!」wこういう細かいところでもトータルは噛み合ってるというか、息合ってるな〜と感心。LIVE STAND以来トーテンの二人の好感度が高い私です。こういう「ふたり」感がいつも出せる人たちはさすがコンビだな、と思えるのでいいですねー。もっと売れてもいいと思うんだけどな、この二人は。一方の土屋さん、第一声が「たぶんすごい地味なコンビになると…」よっぽど「じゃない方」としての意識がしみ込んでいるのかしら、と邪推wただこの件に関しては正確に言うと本来ナイツは二人とも地味だといつも思う…w
そんな二人の顔合わせでは「練習しかねえだろう、俺らには…華ねえんだからさあ」こっちも自覚アリかw新婚であっても情け容赦なく毎日練習と言うあたり、さすがドSで鳴らす大村さんですねwここの時間を気にする土屋さんと、攻めの大村さん、という構図はギリギリ笑いで収まったのかなという感じかな〜。これ以上テンションが噛み合ってなかったら気まずいですけどねえ。
本ネタはまずこの二人で漫才じゃないのか!というのがやっぱりちょっと残念。漫才で身を立ててる人々、という印象が強い人たちだもんで、やっぱり漫才やってほしかったな〜とは思ってしまうかな。というか、この二人がスーツでサンパチマイクの前に立ったらうさんくさすぎて超イイじゃんねwコンビ名は「ペテン師」とか「結婚詐欺」とかでいいと思いますwそして訪問販売のネタでもやったら何かもうそれだけで面白いのになー*1。ご本人たちに自覚があるかどうかは分かりませんが、この二人は別方向にものすごくうさんくさいと思いますヨ☆
そして中身としては思いのほか相性が悪かったな、と。ネタが…とか二人の腕が…というよりは、ただ単純に相性がよろしくなかったように感じられました。大村さんのボケにはもっと当たりがきついというか、大げさで強いツッコミじゃないとダメなんだろうなあ…出てないけど、我が家の杉山さんみたいなタイプのツッコミならウケたネタなのかな、と。このメンバーの中なら…うーん、オードリー若林さんか、ノンスタ井上さんかねえ…?一方の土屋さんも濃い目・強めが相性よさげな気がするので、秋山さんとか今野さんと組んだらまた違った印象だったかもれないですねー。…結果的には、「華ねえんだからさあ」が見た目でなく芸風で実証されてしまったような…ドンマイすw

3.ロバート秋山×アンガールズ田中

濃ゆいなー!見た目も芸風もだいぶ濃い…確かに前の2人とえらい違いだw名前や力の総合ポイントだと、ここと石田若林が一番「ドリーム」感がある感じしますかね。
互いに「くん」付けってことは芸歴一緒くらいなのかな?結果聞いたときの田中さんのびっくりするくらい気持ち悪いビジュアルクオリティには驚きましたわw売れてから相当経ってるはずだのにどんだけモサいんだお前wwwwそうか、テレビでは十分に補正されててあれなんだね…としみじみ。ジャンガジャンガで出てきてすぐ落ちるのかと思いきやそうでもなくてちゃんと生き残ってるのは、本人たちの引き出しが結構多い(賢いとか)こと以外にも、見た目のクオリティが群を抜いてるというのもあるのかな、と思いました。冒頭のスーツ姿もかなりうわあ、と思ったもんなあ。
打ち合わせ映像はえらく面白かったです…不満をぶちまける人たちww打ち合わせに寝袋持参の馬場ちゃんていろんな意味ですげーなw
ネタは…えーとねえ、3回目くらいに見たときには面白かったよ!wよく見ると発想はすごいしキャラも強くて面白いんですけど、しょっぱなは「しつこい」と「こわい」が先に立っちゃってね…よくよく見ると濃いキャラのロバート感と、意外と知性派なアンガールズ感が両方ちゃんとあるのになー。直前の2人が相性が悪かったするなら、ここは食い合わせが悪かったと評するべきかw「相方完全にスベってるなー、と思って」wちょ、馬場さんwwww

4.キングオブコメディ今野×NON STYLE井上

うわ、この二人の宣材写真のアップきっついなー…やめてあげて!と言いたくなるw愛嬌はあるんだけどイラっとくるわー。つかこの写真見ると若干似てるしw
「はあー…!」「勝ちましたね、これ!」「チャンピオンだもん!チャンピオン慣れしてるんだもん!」そんな認識なのかwそして井上さんは見た瞬間爆笑&不安げ。もっと随所でイラっとさせられるかと思ってたんですが全然そんなことはなくてちょっと残念wそういえば井上さん(というかノンスタ二人とも)基本的に結構マジメなんだった、そうだった。だから師匠方の覚えもめでたいタイプなんだろうなー、とぼんやり。
そして今野さんチャンピオンだから、とまさかの井上さんに完全なる丸投げ。いや、もうノンスタファンとしてはもういっそ今野さんのその勇気を称えたいよwwノンスタは本人達いわく社長と下請けらしいので、ネタは10:0で石田さんが担当だし、なんたって井上さんだぞ?上手いけどそんな面白くはない正統派プレーンツッコミな井上さんで、限りなくスベリ芸に近い苦笑・失笑ならまかせとけなキャラクターの井上さんに丸投げとは…相当な蛮勇と言えましょう。妖怪顔の勇者・今野浩喜
…そんな私の心配というかなんというか、をよそにネタはえらくいい出来で拍子抜けしました。わー、なんて美しいネタ!マジで井上さん書いたの?w徹底的に亀でまとめ、「守るもので攻めるなよ!」「認めた上で太郎をよこせ!」「嫌われてるっていうか、馬鹿にされてるんだよ!」等なかなかいい感じのフレーズが続いた後になるほど、なきれいなオチ…えー、井上さんには本当に申し訳ないのだけれど出来すぎてて信じられないw順当に考えるとやはりなんか元ネタあったのかな、古いネタとか…っていう感じですなー。フォーマットは完全にノンスタで、キャラを今野さんに寄せていったって感じだし。うーん。まあ作家さんの手が入ってるのかもしれませんし、そこについては考えたところで答えは出ないですが、出来上がったネタそのものは予想を裏切る出来だったと思います。美しい構成とオチをこよなく愛する私からすると、このネタが一番好みでした。何より相方に恵まれたというのもでかいよな…素材としてのインパクト、というのもそうですけど今野さんやっぱ上手いわー。作ってないネタであんだけ持ってくってずるいよwたぶん何やらせても今野さんになるんだろうなー、いい意味で。二人とも緊張しないタイプなのか、硬さがあんまりなかったのもよかったですかね。松ちゃん的評価は「よかったですね、ひと組目からね!」wらしいですが、私的評価は「あ、これならたぶんKOC二回戦通るよ!」でしたww
結構噛み合ってていい具合に仕上がってたので、この組み合わせが見たかった〜というのはそんなに思わないですが、井上さんは本来漫才やりたかったと言っていたようなので漫才出来る相手もよかったかもしれませんな。塙さん…はあまり想像つきませんが、益子さんあたりは結構面白いことになるかもしれませんな。今野さんは…エハラさんあたりと組んだらどんな仕上がりだったのか気になるw不協和音になりそうな気もしますが…どう転んでも相当うっとうしいことは間違いないww
しかしこんなに大きい番組でイキリキャラ出したのってしゃべくり007以来なんじゃないですか?全然出してないのに今年のLSのキャッチが「イキリの純白王」だったくらいですし、やっぱイキリは押してった方がいいと思うんですけどね〜おもろいもんwもっとブーイングされてしまえー!*2

5.オードリー春日×トータルテンボス藤田

わー、まじまじと画面で見るとほんとごっついコンビ…(体型的に)。タッパと肩幅が相当すげえ。この二人は二人ともめちゃめちゃ性格いいのが端々からガンガン感じられて、見ていて気持ちよかったです。おおらかで優しいというか。こんなコンビいたらファンになっちゃうよ!
「おおお〜〜〜!そうですかあ〜〜!」「誰だれ?」「トータルテンボス藤田さんです」「藤田さん!」「あれ、藤田さんてネタ…」「藤田さんてネタ書かないですよね?」「ほほほほほ!」「書かない書かない同士だ…言い方悪いですけどコンビの操り人形同士ですからね」wちょ、若林さんww「藤田さんはいいけど春日に失礼だろうそれ」「いや藤田さんに失礼だろどっちかって言うと」wwいやあ面白いなーオードリー。そら売れるわw
「ふほ!うおーーーー!」名前見た瞬間の藤田さんのおもちゃを前にした子供のような表情が『春日』というツールの偉大さを証明してるのかな、と。なんちゅういい顔してんだw「(ネタ)作ってねえぞ春日」「俺も作ってねえよ…?」こっちも面白いwうん、やっぱりコンビがコンビらしいというのはいいですねーほんとに。…なんでノンスタは二人のときに撮ってくれなかったんだTBS!バカー!(涙)
「どうも相方の春日です」「どうも相方の藤田です」うわー、ほんといきなり和むなあこのふたり…。心やさしき巨人、みたいな印象。きっと捨て猫見つけたらミルクあげちゃうよ!拾っちゃうよ!みたいな意味のわからない想像を繰り広げてしまった…落ち着け自分w「私の中では決まってるんですよ」「私の中でも決まってます」「せーの…「「漫才!」」おお、しかもちゃんと噛み合ってる。打ち合わせも楽しそうで、いやほんと和むなー。「ネタが出来た後のビールって旨いですね〜今まで味わったことがないですからね」「終わった後がまた美味しいんじゃないの?」で、終わった後が春日藤田今野井上藤森…のメンツでキャバクラの話になるのかwドリームマッチ見た後でその話聞くといろいろオモロwwこうやって見ると今野さん以外全員元々友人コンビでネタ作り10:0の0側の人らだもんな〜…多少は思うところありげというかwそんな話もしてたのかしら、とか想像すると楽しいですねえ。
ネタ本編も思っていた以上に面白かったです。まあそもそも見た目からしてもアレですが、中身としてもちょっとキャラ過剰でガチャっとした印象はあったものの、普通に面白かったです。キャラ渋滞してる割にネタがベタだったのがよかったのかなwオードリーのいつものズレ漫才の型がはっきりと完成させられてるせいで、普通の漫才をするだけで予想を裏切れるというのは得だよな〜と思いながら見てました。あとは本人のネタ後のコメントが、意外と的を得ていたというか…確かに藤田さんは春日さんを「構ってあげてる」っていう感じしましたw藤田さんの奇妙な包容力ww
ここの二人は二人ともかなりマルチなんじゃないでしょうかね。春日さんは誰とやっても「春日」だろうしなー。見た目的にはアンガールズ田中さんもちょっと興味ありますが、異種格闘技戦の様相を呈してきそうなのは小島さんかねwそして藤田さんはやっぱりなんつっても上手だしツッコミで笑いもとれるから、誰と当たってもかなり「当たり」になるんじゃないかなーと。ほんと誰でもいけそう…あ、ロバート二人あたりと当たったらとどうなるかは気になる。このコンビとか見てて思いましたが、ネタ作成比率10:0の0の人は結構逆に器用なのかもしれないですなー。相手のカラーに寄せていくことが可能という意味で。

6.鳥居みゆき×ロバート山本

えーと、ネタ前からネタそのものまで、終始頭をよぎっていた単語は「介護」でしたwwいやー山本さんお疲れ!w鳥居ワールドにうっかり迷い込んでしまった哀れな子羊にしか見えなかったですけども、変に強くいかなかった分だけ見たときの不快感はなかったからよかったんじゃないでしょうか。「すみませんもうほんとに」「優勝候補ですね」「えええーーー!これがですか!?これがですかっていうのも変ですけども」っていうラストのコメントが一番面白かったですwまあでもネタもそんなに嫌いではなかったんですけどねえ、出来としてもちょうどド真ん中くらいだったんじゃないかな?ただ「ドリームマッチ」的ではまったくなかったかなー。これ鳥居さんのピンネタでも大した差はないもんね。ちったあ相手に寄せてやれよ鳥居さんやw
鳥居さんは誰ならどうにかなるのかさっぱり見当がつきませんなあ…子羊具合のバリエーションが増えるだけって気がwカオス!ってんだったら小島さんか田中さんでしょうが…後者は特にすごそうだななんか。山本さんは、そうねえ、暴走系の…あっちゃんとかいいんでね?今野さんだと両者ともに普段のコントに近くて面白みが薄いかなって気がするので。あ、ただ石田さんだけは避けたいですよねー…キャラ薄すぎですもんw二人とも超幸薄そうww

7.ナイツ塙×オリエンタルラジオ藤森

事前映像を最初見たときの感想は「うわー…」でしたねー。いやあノリの話で演出だと解ってても、あんま見てていい気分はしないなというのが正直なところですか。塙さん嫌いになった!藤森さんかわいそう!みたいな人も100人単位じゃきかないくらいいると思うんだよなあ…これ編集ちょっと悪意的すぎるような。プロレス的「かかってこいやー!」な展開をするにはちとマジっぽく見えすぎたよwそもそもあれはある程度対等な立場でやるもんだしね。相方土屋さんの方がギリ笑いで収まったとすると、こっちはギリ笑いにならなかったような印象でした。うーん。別にテレビに映ってるものをすべて鵜呑みにするほどガキじゃないけど、だからこそなんであんな映像に仕上げたかな〜というのは疑問。お祭りは楽しくなきゃいかんだろうよ。
事前映像がそんなだったために笑いにくかったかなーというのはありましたが、それでもネタの出来は上々だったんじゃないですかね。いやいや、きれいなネタ構成だったと思います。映像まで挟んでくるあたりが心憎い。「チュ〜インガムが〜あまか〜った〜〜♪」wただこれホント師匠に見られたらえらいこっちゃなのでは…いいの?マジで…w

8.アンガールズ山根×U字工事福田

「このコンビは一番やばいと思う」「山根さん…」「何絶句してんの?w」うーん、確かに地味というか引きがないというかw盛り上がらない打ち合わせ。こうやって見ると、盛り上がってる組は盛り上がってる組で何となくハードル上がるし、行き詰ってる組は行き詰ってる組で何となしテンション下がるしで、事前映像って難しいですなあ。
ネタは決して悪くはなかったと思うんですけど、ひたすらぼんやりしてたなー。雰囲気はいいんですけどね〜…結果としてはただのちょっと心温まるいい話にw

9.NON STYLE石田×オードリー若林

「う〜わあw」「春日の代わりに見られるわけでしょ?だいぶインパクト弱いように見える…」「これは大変やなあ〜」この後の打ち合わせの「おそらくですけど漫才を待ってますよね」という発言然り、石田さんって「お客さんにはどう見えるか」「何を求められているのか」を最初に考える人なんだな〜としみじみ。客に寄せる、ってのは芸人的にはどっちかというと嫌われ要素らしいですけどもw石田さんがこういうエンターテナー気質とでもいうのかな、そういうタイプだからこそノンスタの漫才でありイベントであり舞台っつーのは楽しい空気なんだろうなあと思う。「へええ〜〜…!?あ、そうか〜…」「石田くんとはメイク室で会ってもマジメな話しかしたことないすからねえ」若林さんは予想がつかない、といった表情かしら。
打ち合わせ風景はとにかく楽しそう!石田さん曰くの敬語交じりからタメ語への変化も垣間見られて、漫才好きな二人でいい時間を持てたんだろうなあ〜という感じ。ここと秋山田中が楽しそう具合ではワンツーでしたね。やっぱ孤独にネタ作ってる人たちからすると一緒に何かするってのはたのしいんでしょうかねw両方とっても楽しそうで充実してたようなのに、結果は明暗分かれたってのが不思議なもんで…そこはスタンスの違いが出たのかな。
ネタそのものはまあ1週間かそこらでようここまで!って感じしましたが私はもうちょいゆったり見たかったですかねえ。後半はちょっと品庄の漫才見てるときみたいな印象が…私ノンスタの漫才で何が一番好きってテンポ上がりきっても聞き取りにくくならないところなので、あそこまでぐしゃっとされちゃうのはちょっと苦手だったり。それでもやっぱり間やら盛り上げ方、テンポの緩急、それぞれのネタやキャラの取り入れ具合、オチまでするっと美しくも見事な出来栄えでお見事でした。どっちに偏るわけでもなく、破綻なく上手く個性が絡んだ感じが一番ちゃんと「ドリームマッチ」の趣旨に沿ってたように思います。最優秀コンビなのは納得。
うーん、組み合わせとしてはそうねえ…石田さんはナイツ土屋さんとか見てみたかったかなー。おじいちゃんの風情のあるひとびとw若林さんはコント班と絡んだ場合も見てみたかったな〜。秋山さんとか山根さんとかだったらどうなるんだべ。春日がコントをやってる画は見えるんですが、若林さんがコントというのは一回くらい見たことある気がするのに記憶にないのでw
しかしこの頃の石田さんてライブスタンドボーイズやりつつやりすぎフェスタとの練習しつつ単独ツアーとピンの芝居舞台の準備しつつ間に黄金伝説はさんで、これ?いつか死ぬぞwみんな似たような忙しさなのかもしれませんけどねー、それにしても舞台に特化してるっつーか、練習ばっかで大変ですな。まあ何にせよ楽しそうでよかったですよ。1か月に1回イベントは大いに結構だと思いますけど、やるならシークレットでやらんとたぶんチケット争奪戦が凄まじすぎてどうにもならんことになりまっせーw

10.U字工事益子×キングオブコメディ高橋

顔が浮かばない高橋さんw確かに私もほとんど浮かばなかった…結構端正な顔立ちしてるのにねえ。「これってドリーム…ですかね?」「あーー!!!益子くん!」何なんこのテンションの落差ww仲よさそう、という割に行き詰ってる様子の打ち合わせ。仲良しかどうかはあんまり関係ないんでしょうかねえ。そう考えると、ナイツ×オードリーとかもやってみたら噛み合わなかったりするのかしら?うーん。
「ちょっと…飲みに行きます?」「前のドリームマッチみんな3時間で作ったらしいですよ…すげえなあ…」「プロは違いますよ」「プロはすごい」いやいや君たち自分のことはなんだと思ってるんだwセミプロ?w何だろう、この映像を見る限りではこの二人、二人とも全力でダメンズな気がする…w気が弱いんですかねえ。いやほんと何なんだろうこのヘタレ感。おもしろいけどwうーん、しかし益子さんのカラオケひでえな^^
中身は…うーん、ある意味ではこれが一番本家で出てきそうなクオリティだったような気がしましたw荒削り感と力技感が。個人的には「無理してる」高橋さんのテンション以上に、衣装があまりにも合ってなかったのが非常に気になりました…もっとマシなんはなかったんかw
「訛りに限界を感じました」との相方批判(wがありましたけども、益子さんの栃木弁は愛すべき武器でありながら、ドリームマッチになると枷っつーか縛り要素の部分が多いのかなあなんて感じました。うーん、エハラさんあたりならちょっと違う展開が出たかもしれないかな?キンコメ高橋さんは更に濃ゆい感じの人か、いっそ馬場さんでも面白かったかもしれない…妙にピースフルなコントが見られそうw

11.ロバート馬場×エハラマサヒロ

お、最後にして初の吉本×吉本。…って考えると、やっぱこの組み合わせは完全な抽選ではないんかな、と思いますわな。まあ全然知らん人同士がやる方が面白いからいいけども。
11年間ネタ書いたこともなければネタ帳を持ったこともない馬場ちゃんwそら寝袋持ってくるくらいならそうだろうよww後輩に丸投げスタンスもまあ彼ならアリな気がするからすごいですねー。こういうのがアレですよね、長くテレビ出てる人の強みというのかな。正直、私のように多少お笑いかじってる程度のモンからすると、このメンバーだとネタは知ってても人となりやキャラが解らない人の方が多いですもの。
ネタそのものはまあまあまとまっててよかったと思いますけど、何回も見たいような感じはなかったかな〜。「ただまあ…お前も軽くすべってたけどなw」という秋山さんのコメントが…ロバートは三人とも最後のコメントのが面白いってどうなんだろうwwエハラさんはひたすらウザー!ということで乙!みたいなw
ちなみに全部通して一番気になったのはエハラさんに結果を伝えた際ナチュラルに隣にいたしんじさんでしたwキュートンで活動中か?いやああの人を普通にテレビで見かけてしまったというだけで何かびっくりだw



総括:
二人ともちゃんとウケてた部類だったと思うので、ノンスタ二人とも頑張ったね!よかったねオメデトウ!な感じだのに、なんだかやたらと隣の芝生が青々として見えてしまったという個人的には奇妙な結果に。おそらくすべては事前映像が二人セットじゃなかったことが原因かと…芸人としてスキルを見せることよりもわちゃわちゃお互いのことを好き勝手言ってる二人が見たかったよう、しくしく*3。きっと若林さんと組むってなったときに「お前めっちゃハードル高いで〜」とにやにやしながら言う井上さんとか*4、「うわあ…画ヅラ悪いですね〜w」とか言っちゃう石田さんとか*5見られたはずなのに…再度言わせてもらいますが、TBSの馬鹿あぁぁーー><。!!!和むコンビ映像があった組がうらやましすぎて思わず枕を噛んじゃう勢いです。がじがじ。ああもう腹立たしいぜこんちくしょう!
まあそんなヲタの憤りはさておいて、個人的MVPはトータルテンボス藤田さんですかね。とにかく上手い!という印象が強かったです。間もテンポも言葉選びもお上手で包容力までもwいやあ素敵でした。ネタの主成分を構成するのは基本的にボケだからこそ、ツッコミ次第で出来は変わって見えるものなのかしら、と感じましたね。藤田さんだけじゃなく、個人的トップ3今野井上・春日藤田・石田若林の3組はみなさんそれぞれツッコミの間が絶妙ですごくよかったな〜と。藤田さんが本当にとてもよかったと思ったので、もし去年のように年末のドリームマッチに繰り上がり的に入り込む人がいるのなら、私はトータルかオードリーが入ってほしいなあと思いました。そのくらい藤田さんのツッコミは結構マルチにイケそうというか、器用だなと。あと、オードリーはおじさんたちに春日というおもちゃを与えたらどう遊ぶかが見てみたいというwノンスタはネタならまあほんとに上手いなーと感心させられますが、決定的にパンチが弱いのでナシの方向でひとつwまあ全員ないだろうな、と思いますけども…あるならオードリーだけかねえ。それでもあのメンバーに入れられるのはちと酷な気がします。濃すぎるw
あとは今回はフィーリングカップルがなかったのは残念な気がしますけども、まあ正直11組は相当多いというのもあるし、視聴者もそんな興味ないだろうし(絶対全員は知らないという人も多いと思う)何より芸歴近い分たぶん人間的に知ってる・知らないというようなところもだいぶ関係してくるような気がするので結果はこれでよかったんじゃないですかねー。まあ興味ないっつったらそれはそれで嘘になりますが、かといって守りに入ったチョイスする姿は見たくないしな。たまに完全身内な組み合わせがあるとんー…ってなりますしねー。
それにしてもダウンタウン、特に松本さんが何だかんだと若手をちゃんと認識してることに軽い驚きを感じました。芸人愛っちゅーのかな、そういうのが感じられてなんとなくほっこりしました。ほんとお笑いが好きなんだろうなー。


ま、何にせよやはりお祭りはお祭り、なんだかんだ楽しかったです!コンビを離れたから解る力や個性があるし、逆に各コンビの良さも解るってもんですな。ノンが二人できゃっきゃ漫才してるのが見たくなりましたわw漫才はやらないけど、やりすぎフェスタでも行ってこようかなー。
いやー、しかし本家を見てても思うことですが、ぜひ一度笑いを足されていないものを見てみたいというドSな願望がむくむくと芽生えますネ☆怖いもの見たさ的にリアルな温度をぜひ知りたいw

*1:流石に宗教勧誘のネタやれとまでは言わないw

*2:なんちゅうファンだ

*3:ダメなファンの典型

*4:イメージ

*5:あくまでもイメージ