11/4 M-1グランプリ二回戦2日目@LAFORET MUSEUM 原宿

結局この日も誘惑に負けて行ってしまいました…それで風邪ひいたら世話ねーやな(苦笑)2限だけ出てから行ったので、1ブロック目の最後から見始めました。
この日の出演者は(たぶん)113組。私が見たのはうち98組?この日は前日にはなかった休憩があったんですけどこれは何の差?毎年やってるのに今更の改善なのか?いや別にいいんだけど、よくわかりませんでしたw
そんな4日の合格者たち。(出演順)

ボーイフレンド / 風藤松原 / ヒカリゴケ / EE男 / ラフ・コントロール / 初恋タロー / 東京ペールワン / 鬼ケ島 / チーモンチョーチュウ / 上々軍団 / キングコング / スリムクラブ / ゆったり感 / Vステーション / インポッシブル / イシバシハザマ / 囲碁将棋 / 南海キャンディーズ / タイムマシーン3号 / チャド・マレーン / オオカミ少年 / ヴィンテージ / 三拍子 / クワバタオハラ / カナリア

この日は合格組のネタはそれなりに印象に残ってるので1組ごとのネタと感想を。たたむ。ボーイフレンドは見てないので書けませんが悪しからず。


風藤松原

ことわざの問題を出す先生と、間違う生徒。
おお、さすが!このテンションでこれだけガンガン笑いとるのはすごいですね。いやー、おもしろかった!ボケも面白いけどその後のフォローというか展開がいいですね。「やだね〜」の人たちっていうイメージでしたが、いやいや全然それだけじゃないですなー…POISON系だけど、またちょっと違って独特だし、スローとみせかけて部分的に隠し味のようにめちゃめちゃたたみかけ効いてて、上手い!よかったです、すごく。いいなあ、おもしろいなあ、と思ったフレーズがとてもたくさんあってほんとよかったです。うん、個人的決勝候補の一角に入れておこうっと。
「エビで」「えぶりたいむ」w「雨降って」「ロンリネス」「名曲っぽいね」ww「2階から」「リフォーム」「いややるなら普通1階からでしょ」www「ミイラとりが○○になる」「マイミクになる」「ええ!?ミイラとりはマイミクにはならないよ」「拒否される」「意外と厳しいね、ミイラとり」wwww

ヒカリゴケ

おじさんと甥の格差。
おじさんと甥なのに顔面レベルの格差がひどい。お前はこんな扱いされたことないやろ!?という自虐の連続。面白かったしウケてたんですが、こういう掴みのある…というか、若干営業っぽいというのか、そういうネタって上に行くのが難しそうだなあというついつい余計なお世話な考えが働いてしまったり。昨日のエレジョンとかもそうなんですけど(というかエレジョンはもっとそうだったけど)、準決勝以上に行くのはこういうテイストのネタだと難しいんじゃないかなあ。うまく言えないんですけど…なんだろうこの感じ。
「叔父さんをたたくな!」「いやツッコミやろ?」「お前…法事で無視すんぞ!」ww「お前人差し指こうやってみろ」「こう?」「お前がやったらインターホン押してるように見えるけど、俺がやったら暗がりで水槽叩いて魚集めてるようにしか見えへんがな!」w

EE男

外国風結婚式の挨拶。
タモさんなんかがやるようななんちゃって外国語風挨拶。アメリカ、ハングルなんか他にアフリカってのがちょっと斬新でしたかね。妙にうまいんだこれがw

ラフ・コントロール

露出狂に出会ったときの対処法。
おお、最近はこういう感じのネタやってるのか。へー…うん、非常にいつもどおりにラフコンでしたw 準決勝までは行けるんじゃないでしょうかね、普通に。やっぱラフコンは結構うまいし、オーソドックスでわかりやすいから笑いやすいですね。
「わー!」「わー!」「なんでお前もすっぽんぽんなんだよ!」「ああ同業者ですかってなるやろ」「ならんわ!」「いつから始めたんですか?3か月前!?わあ、じゃあ同期じゃないですかー!」w

初恋タロー

初恋戦隊タローレンジャー(…だっけ?)
おお、初恋タロー!…どうもノンスタオンラインのイメージが強いので大丈夫か?と若干孫を見るような気分になりつつ見てしまったんですが、KOCのときと同様「意外とネタちゃんとしてるじゃん!」と見直したような安心したような。メモには「よく練習してるなー!」って書いてあるw ある意味サイテーな感想ww でも本当に練習したんだろうなあ〜、頑張ってるなあ〜っていうテンポの出てるネタでした。
「とう!高森レッド!」「とう!松野レインボー!」「いや目ちかちかするわ」w
ついでに補足情報として…2回戦に合格したのは初めてだったとのことで、相当浮かれていたらしいこうすけさん。その後出る予定だったノンスタ石田さんトークライブの前説をまるっと忘れて思いっきりトばし(w、代わりになぜかハイウォー松兄が高森さんの二人で前説をするという異常事態が発生ww なんぼほどw そんなエピローグ込みでよかったね、おめでとーということで。松兄はQちゃんのピン舞台の宣伝に来たんだそうだ。ま、松兄ってばやさしい…!その後さらに松兄ブログを見てちょっともう泣きそうになりましたよ。Qちゃんてばどんだけ愛されてるのか。w ちなみにそんな奇妙な前説風景:

うーん、松兄ってば男前!高森さんと並ぶとより一層w

東京ペールワン

あー、ネタがどんなんだったかはっきり解らない…けど、「〜は勘違いだよ」「そうか、それは〜くらい〜な勘違いか(例え)」「うん、〜くらい〜だよ」というようなやりとりが繰り返されて、おもしろかったというのは確かです。ちょっと特徴的だったなー。例えツッコミでなく…うーん、なかなか個性的だった。あえてどこに一番似てるかと言われると、囲碁将棋が一番近い気が。ちなみに私は所属が西口プロレスということに気を取られ、そのせいでやや集中力散漫になりましたw あそこ漫才なんかする人いんのかw

鬼ヶ島

野田を抜いて二人で漫才する。
去年まで野田を中心にしたネタでやってきたけどいつも3回戦落ちだったから、今回は野田を抜いた二人で漫才やってみようと思うんだ!という二人と、解った…と言いつつも哀愁たっぷり、未練たっぷりに見つめ、近づき、センターマイクにかぶりに行く野田さんw うわー!すっげえ面白かったけどこれが通るかどうかは私にはさっぱりわからなかった!w そのくらいちょっと枠からはみ出したネタでしたね。これは漫才じゃなくて漫才をネタにしたコントだろ!と言われたら即終了なわけですが、補って余りあるくらい面白かったと判断されたのでしょう。確かに笑ったよ、笑った。うん。
「その二人の会話の中に僕が入ってもいいと思うんだ!」「野田…」「そうだな、俺たち3人で頑張ろう!」「来年またお会いしましょう!」みたいなテンションで、青春漫画の次回予告風の終わり方でした。なんかもーいろいろ反則だよ!ww

チーモンチョーチュウ

つばめ。
何というか、白井さんが自由だったなあと…w チーモンの漫才は白井さんの紡ぐ雑音というか、不協和音というか…が心地いいよねー。規則的でなく、子どもが悪戯でガチャガチャ遊びながら奏でる音楽みたい。無邪気なのにどこか残酷な不思議な世界観。でも今日はちょっと雑音多かったかな、と思ったw 「チーモン遊びすぎてない?M-1用のギア間違えてない?ネタそれでよかった?大丈夫?」と若干心配にw いやまあ期待値が高いゆえの杞憂なのかなあとも思いますけどねー。ただチーモンに限らず、AGEAGE上位者の人たちは結構そこそこいい出来な短尺のネタ数が多いがために、みなさん勝負ネタのチョイスに一抹の不安が残りますです。まあなんだかんだ言いつつもちろん面白かったですし、ウケてたんですけどもね。要はハードルの問題だよね。「その感じで行く!?勇気あるね!」という感じでした。あとは直前の鬼ヶ島がだいぶウケてた影響もあり、思ってたほどのウケには届かなかったとかね。それでもやっぱり、チーモンは女子ウケがいいなあと思いました。
「ぴいぴい」「しゅー…しゅー……カキーン!ホームラン!」「ここで!?間悪すぎるだろ!」ああ文字では何も伝わらないー!w

上々軍団

モテないから歌を作って告白してみよう。
…みたいな趣旨だったと思うんですが、違ったかなあ。創作の歌のクオリティに驚きました…不必要にうますぎるだろうw
「僕は君のことが本当に、ほんとに、ほんとに〜♪」「おおいいじゃん」「ほんとにほんとにほんとに〜〜〜♪」「…終わり!?好きって言えよう!」「いやあ」「富士サファリパーク以来だぞ、こんなにほんとにほんとに言う歌」w

キングコング

運動会。
うわー……うーん、客いじりを入れてたんですが、それはずるいというかちょっと反則技!…というのを差し引いてもなんかいろいろすごかったなあ。そのいじられてたお客さんはたぶん予選の常連の方で*1、すっごい目立つ人なのでKOCのときからMCはもちろん、何人もいじってる人はいたんですが、その中でも抜群に上手かったし一番笑いに転換出来てたんじゃないかしら。反則だなあ、ちょっとずるいわーと思いつつ、その鮮やかさにちょっと惚れ惚れしてしまいましたね。まあそんなアドリブ要素が盛り込まれ、しかもそれが異様にウケてしまったせいでネタそのものの印象がぽーんと抜けてしまったというのが残念でしたけども。
なんだろう…キングコングって西野さんのワンマンというか、キングコング≒西野みたいに言われがちで、実際そういう部分もあるとは思うんですけど、すごいきちんと「コンビしてる」んだなあと思いましたね。いじるくだりをたぶん全部で3回入れ込んでて、うち最初の1回は多少打ち合わせてたにせよ、後の2回はアドリブとか反射に近いものだったと思うんですが、そこの息の合い方に普通に感心。あの圧倒的なテンポをまったく落とさずにアドリブ入れるってどうなってんだ。また2人ともすっごく楽しそうでしたしねー…そうか、キングコングとはこういうコンビなのか、と今更知った気分。
まあ本ネタもちゃんとウケてたしおもしろかったんじゃないかなあたぶん。個人的には後半綱引きのくだりなんかはくどかったというのと、アクセントでいつも入れてる梶原さんのクセ的なボケが引っかかったり*2…ってのはありましたが、まあとにかく3分をものすごく短く感じさせてくれる漫才でした。とにかく勢いと華が圧倒的だったという印象。嵐のようだったw 2回戦の出来を見た限りにおいては、決戦でノンスタとキンコンの似た系統の漫才を入れるのは避けたいからどっちか!と言われたら、私はキンコンを推したいなあと思ってしまいました。いやマジで。ノンスタはもちろん安定してましたけど、ちと固すぎたんだよなー。顔相当こわばってたもんなあ…。やっぱりかなりプレッシャーあるもんなのかしら。

スリムクラブ

葬式に行く練習。
わははー!私これ超ドツボ!もし初めて見たスリムクラブのネタがこれだったらファンになってしまったんじゃないかしら、というくらいツボでしたw 正直最初はなんつーか不謹慎な設定だなあと思ったんですけど、そんなの途中から吹っ飛んだ!正直スリムクラブは正攻法で行っても勝ち目はないと思うんですが、それを踏まえた上で、真栄田さんの特性を活かしたいいネタだったんじゃないでしょうか?いやいやおもしろかったわあ。超笑った。
「…一曲歌ってもいいですか?」「だめに決まってるだろ!じゃあお前はどう思うの?初対面の人が葬式に来て『一曲歌わせてください』って言われたら!」「……歌うの、バラードだろうな…って思う…」wwwww

ゆったり感

あいうえお作文で取り調べ。
おお、大ウケ!笑いの大きさ、量ともに本日トップクラスだったんじゃないでしょうか。とにかくすげえウケてた!って印象。もちろん私も笑いましたし。なんだろう、ウケ方とかネタの性質が去年の敗者復活のチーモンみたいでしたね。とてもよく出来てるネタでした。ただ、やや出来すぎというかここで完成なんじゃないかしら?ってくらいの出来だったので、1分延ばしたときどうなるのか…ってとこでしょうか。というか、このネタで行くのかなあ…縛りがきつい分、展開に「おお…!」とは思わされるけれど、それはM-1ではどっちかというとマイナスなんじゃないかという気も。どうすんのかなー…まあ何にせよ、やっぱり上手いしこの人たちも笑いやすいよなあと思いましたね。ガンガン天丼入れてくる感じがちょっとトータルっぽいですね。この感じだととりあえず準決勝はカタいだろうな、と思いました。

Vステーション

性癖に合わせた接客のファストフード。
ツンデレ喫茶的に店員Mばっかりのハンバーガーショップ『マゾニナルゾ』はどうか、というネタでした。よくまとまっててうまい運びで、実に安心して見てられました。…が、その後まさかのネタかぶり!w しかもSMだけとかハンバーガーショップだけってならともかく、どっちもかぶってたからね!びっくりだよ!w その2組目の方のブロックが終わった後に「…SMでハンバーガーショップって、前にもあったよねえ…?」とCOWCOWが怪訝そうな顔で出てきました。そんなんある?と。まあ後の方にあった「無気力な刑事→アメリカンな刑事→アメリカンな衣装(の刑事)」っていうミラクルかぶり3連チャンもすごかったですけどもw 設定を独創的にした方がかぶりは防げるけど、普遍的でないと共感を得にくいっつーのは難しいもんだな、とつくづく思った次第です。
「当店のポテトはMかドMになっております」「じゃあMで…ええ!?素手でポテト持ってくるの!?」「はい、Mですから」「じゃあドMはどうすんの」「手ごと揚げます」

インポッシブル

いたずらをしてみたい。
スカートめくりをしたことないからやってみよう、というネタ。…おもしろかったけど、漫才扱いでいいのか…?枠からはみ出してても鬼ヶ島くらいの破壊力があればありかなあと思えますが、そこまで突き抜けてたわけでもないからなー。いやおもしろかったんですけどね。いつでも全力なテンションだねえインポッシブルは…(しみじみ
「きゃあ、何?スカートが勝手に…!」「ふおおおおお」「超能力!?何なのその執念!」w

イシバシハザマ

夜の学校で肝だめし。
いやあ面白かった!一回見たことあるネタでしたが後半ブラッシュアップされてて非常によかった。やっぱ石橋さんのボケ方好きだー。リズムに乗せたツッコミの長短が実は計算しつくされてるんだろうなあ、と感心しながら見てました。中、中、長、中…ときていきなり来る短いフレーズの破壊力が心地よくて大好き!「ギャル♪」がもーたまらんわーw トークライブを見て本人の気構えがどうなんだべか…などと思っていましたが、爆発すれば決勝もなくはないんじゃないかという気分に。フレーズの光り方なら風松、南キャンと3トップだったんじゃないかしらなんて。…ほめすぎ?w テンポはよかったですが、もっとノりきれると思うので次以降また頑張って!
「トイレといったらやっぱりあれやんな、せーの!」「「トええイやんレかのみ花つ子さん!!」」「…なんて?」「え?えーやんかみつこさんやろ?」www

囲碁将棋

J-WALKと安室奈美恵
お前今J-WALKにハマってるだろ?お前今安室奈美恵にハマってるだろ?これも以前見た事あるネタでしたがそのときよりウケてた印象。淡々としたナンセンスさが囲碁将棋っぽいなあ。最初見たときからずっと一貫して抱く感想は、彼らはネタの質がM-1っぽいということ。それはもう元々の素養とか個性がそうなんだろうなー。でもそれは今じゃないかなあというのも一貫した感想だったり。立ち居振る舞いはだいぶ以前よりこなれてきてるなあと思うものの…あの大舞台に出るにはいかんせん、絶対的に華が足らんと思うのよねー…w
「お前きれいな指してた〜〜んだね〜〜〜なんて〜〜〜知らなかった〜よね〜〜〜♪」うーん、やっぱりこれを音通りに読むのは難しいw

南海キャンディーズ

刑事ドラマに出てみたい。
出た、本日の目玉商品!w 個人的にはこの日はこことキンコン、チーモンあたりが三本立てメインなのかななどと思ってたのですが、どの組の後も帰った人は思いのほか少なかったです。この日は元々そんなに人多くなかったのが、ぽろぽろぽろと櫛の歯が欠けていくようにほんとぱらぱらと減っていったような印象でした。前日はノンスタの後の人の引きが兎角すさまじく、もしかしたら100人近く?ってくらい一気にざーっと減ったので*3そのイメージでいたんですがそういうわけでもなかったようです。まあノンスタは相当後の方だったし、休日と平日の差とかいろいろあったせいなのかな。
まあそんな話はさておきとして、さすがですね。いつ見ても山ちゃんのツッコミはハズさんのう。ただし導入部分やら展開に既視感を感じること多々。「しずちゃん僕ドラマに出てみたいだよね」「連続痴漢魔役で?」「…しずちゃん、この顔にその設定は国がざわっとするよ」とかね。これはお決まりのやりとりととらえるべきなのかな?「私大蛇やるから」というのが挟まるのもサイのネタとかぶるしなあ…。これは2回戦用のネタなのかなーちう印象でした。別の展開のあるネタを仕込んでない限り、準決勝は確実なれど決勝は絶対ないという感じ。なぜ絶対、と思うのかと言うと目新しさがないこと以上にしずちゃんが昔よりきれいになってしまったというのがでかいと思うのでw あだ名は「岩」とか今言われても前ほどピンとこないですもん。サイズが規格外ということを忘れれば至極普通な女子ですよねー。なんならかわいいわ。髪型オサレ!と思いながら見てましたw 今あんなにショートなんですね、知らんかった。あ、あとでかいといえば、このブロックの最後2組が囲碁将棋南キャンと続いてたんで、マイクの位置がすごいことになってましたw「……しずちゃん、マイクこんな位置でやってんねや……」@COWCOW
流れは忘れたけれども「ハレーンチ!」という山里さんのツッコミが非常に冴えてました。破廉恥…。

タイムマシーン3号

うーん、どんなネタだったのかイマイチ記憶が。メモには「霊能者」「ギターのよっちゃん」「銭ゲバ」「結婚式」とある。……まあ、メイントピックスの可能性があるのは最初か最後だなw「俺銭ゲバか!」というツッコミだったということは覚えているのですが一体どんな局面だったのかがさっぱりです。「テンポ◎」とも書いてあったので相変わらずお上手だったことは確かかと…どうも昔から嫌いではないのですがイマイチピンとこないことが多いんだよなー。おもしろいし笑うんだけどなんでしょうねこれ?相性?
「はいどーもー……おいおい漫才どころじゃねーぞ!(と言いながら舞台の脇に設置された明治のチョコレートのオブジェ?によっていく)」「おお…デブまっしぐらだな」ww

チャド・マレーン

カンガルーに噛まれた。
…いやそこが本題ではないはずなんだども、なぜか腕を派手にケガしてる大阪ラリア人がそういう設定でw 本当は何で怪我したんだろう…?ギブスしてたので骨折だと思うんですけど。バイクでコケたとかそんなんでしょうかね?内容としては前々からやってるオーストラリアはみんな罪人だったんだよ!みたいなお国ネタをダイジェストでお送りします的な。チャドさんは本当に大阪ラリア人だなあ…うまいぜしかし。

オオカミ少年

応援団風。
まあいつものです。そこそこおもしろかったはおもしろかったのだけれども、正直受かるとは思わなかったですわ。直前にクールポコが出て、ブロックの終わりにリズム系が2つ続いたので、COWCOWに「あの最後の2組は漫才なんですかね」「ここ会場変わりました?」「あそこだけリズム-1グランプリになってましたね」なんて言われてました。が、結果的にはオオカミ少年はその順番だったから受かったんではないかと…クールポコがほんっっっっとーーーーーーーーーーーーーーにつまんないというか、ひどくてよー!200組以上見て唯一ですよ、「ひどい!」っていう走り書きがあったの…。(苦笑)終わり方もサイテーで、ハケるときに少ない客席から「えー…!?」って声が複数聞こえましたもんね。あれはないわー。つまんない、って言葉は使いたくないけどつまんなかったし不愉快な気分になりました。あんなんやってるようじゃ再ブレイクとかぜってーない!とまで思いましたもんね。愛をもってない人に対してこういう気分になることはなかなかないんだけどなあ。何を思ってあのネタ作ったのか超知りたい。…って全然オオカミ少年の感想にならなかった…まあでも文句言いたかったんすw

ヴィンテージ

前述の奇跡の刑事かぶり+アメリカかぶりの3組目w なんかずっとふつうのフリートークかのようなノリでふざけてたような記憶が…。
「僕らこれでラストイヤーですからね」w

三拍子

子供の頃の遊び?
馬跳びをしているネタで詳細はちょっと飛んじゃいましたが面白かった!スピード感と勢いがあって、アクセントも効いてて抜群!後半のトップはここだったんじゃないでしょうか。会場の空気は中盤からほんとうなぎ下がり(wで、なかなかの空気だったんですが、そんな中でよく笑いとってたと思います。すばらしい。個人的に「ほんとそうだよね死にたい」「何なのそのさっきからちょいちょい入ってくるその死にたいって!ブリッジみたいにするのやめてくれる!?」みたいなくだりが好きでした。うまい人、決勝狙ってるであろう人は本筋の他にこういうひねった搦め手を入れてくるのかな、という印象。ウルトラCの技にひねりをいれて逆手にすることでウルトラEにするような、プラスアルファの笑い。ところでツッコミの雰囲気が大地さんに近いなーと思うのはただ単に体型の問題なのだろうか。
「お前汗かいてるじゃん」「いいよ!なんで袖でふこうとすんだよ!」「いや花に水あげないとと思って(超派手な花柄シャツを着ていた)」www

クワバタオハラ

男心をつかむテクニック。
うーん、正直全然ウケてはいなかったと思うんですが、2日間で200組以上見た中で本っっっ当〜〜〜に女子コンビないしは男女コンビが笑いをとるって難しいんだなというのを実感した上に、更に人も少なで冷え冷えとした会場であったことを考慮し、ネームバリューと技術で照らし合わせると…まあ受かってもいいとは思うです。そもそも2日合わせても女性を含む合格者って全部で3組しかいないんですよね。そう考えると、女子のコンビでガンガン爆笑をさらえる海原やすよ・ともことかほんとすごいよなあ…としみじみ。めっちゃおもしろいもんなあ、やすとも…。あ、ちなみにひとつ見ながら気付いたのは、女性があまりにも男っぽい言葉づかいのをするのは(特にツッコミは)見ていてあまり気持ち良くないということですな。無理してる感だけが漂う。
…と、話がズレましたが、小原さんのツッコミはなんか好きだなあと思いました。マイクにすっと寄って言う「やめさせてもらうわ」が妙にカッコイイ!なんかフット後藤さんみたいでした。どや!な感じ入りつつ、すぱっと終わりでっせ、ってな雰囲気がいいねw

カナリア

ひったくりにあったら。
サマンサタバサがーw うーん、やっぱり安達さんは達者だなあ。でも少々緊張気味だったかなーという感もあり。もっと調子いいときはいいよなあ、と思いつつこの会場のこの空気のトリでちゃんと笑いとるのはえらいわーがんばってるわーと思いながら見てしまいました。そういえば冒頭で安達さんがボンちゃんにあらん限りのボキャブラリーを尽くしてマシンガン罵声を浴びせ、最終的に死ね、と言っておられましたがあれはいつもやるの?仲良しの某先輩に似すぎてるのがちとひっかかったり。ただこっちのが「死ね」に多少の共感がもてるのはボンちゃんのキャラゆえか?w いやもちろん別に嫌いなわけではなくてですよ。イラっとくる気持ちはわからいではない、みたいなw



合格組は大体そんな感じでした。追加合格あってもいいんじゃない?と思うのは若月、トンファー、シソンヌ…うーん、男子…あたりでしょうか。個人的にはジェリビーンズコレクション、マイフェバリットフレーバー…あたりの感じもアリだと思いました。この辺の組は前日なら受かっていた可能性結構あるんじゃないかしら…個人的な疲労感と感覚からすると、二日目より一日目の方が合格者多いっていうのは若干腑に落ちないのでねー。何をどう考えても一日目のが見てて俄然しんどかったわい!w


総括・感想

2日間通して個人的にお、これは(決勝)脈ありかな、と思ったのは順に風藤松原キングコング…んー、三拍子…ちょっと遅れてゆったり感、イシバシハザマチーモンチョーチュウ囲碁将棋、すごくおもしろかったけど「漫才」としてはどうなのだろう…だったのはかたつむり、鬼ヶ島、スリムクラブ、でした。まああくまでも2回戦のネタの、この日の出来を見ての感想にすぎませんので、結果に直結するとは限らないですし、ほんとに個人的な感想ですけどもねー。前3組はノッてるというか、いいテンポでやってるなあという感じがしましたね。ゆったり感もノッてたしウケてましたがネタの性質がなー…というのがちょっと引っかかる。
ノンスタに関しては主観が入りすぎて自分の目が信用ならんというのと、条件が異なるので同じラインで考えるのは無意味なので除外でw どうせなら見に行ったのが彼らが出ない日ならよかったのになー、などと勝手なことをちょっと思ったりしましたね。もちろん彼らの漫才が大好きだし、やっぱりファンとしては落ちないだろうと分かり切っててもドキドキするので見たい気持ちはもちろんあるんですよ?でも見ない方が純粋に楽しめるよなあというジレンマ。まあ見に行けない日に出てたらそれはそれで「見たかったー><」とかぬかしてるんでしょうけどw


怒涛の2日間のおもひで。
M-1ファンクラブに入ってると出演予定順のNo.と名前、所属の表をくばってくれるのですね。わあい親切!正直私はにわかファンで全然詳しいわけじゃないんで、これが本当にすごく役に立ちました。こんな名前の事務所もあるんだ…とかねw
先日の人吉祭では人力舎はもー弱小ですからよしもとさんとは比べ物になりませんよー…みたいなテンションでやってましたが、いやいやもー人力だってすっごい大手じゃん!名門だよ!ってな気分にw そしてよしもとは果てしなくマンモスな事務所なんだなあとも実感しました。出場者の半分とまではいかなくても、4割くらいよしもとだもんなあ。それでも…誰?っていう人の多さよーw もうちょい選別してもいいんでないかと思ったです。
まあとにもかくにも、話のタネに、というかおもしろい体験ができた2日間でございました。お笑いの世界が広いということは身にしみてよくわかりました。テレビに出てるような人たちは、ここから考えたらほとんど神だ!ひとつのピラミッドの頂点にいて、その上を目指す資格をもらった人たちなんだ!ということも肝に銘じたうえで、それぞれよりよい楽しみ方を模索していきたいもんだなあと思いました。



さて、明日は漫才プリンス!よしもとM-1有力候補者たちのネタを楽しんできたいと思いまーす。あまり見る機会のないPOISON、パンブーのネタが楽しみですわあ〜どんなんやるんだろ^^ そしてあまりこのあたりのメンバーに入ることの少ないノンがどんな絡みをするかももちろん楽しみ。ネタ以外に話すところはどのくらいあるのかな〜わくわく。…とか言ってたら、なかったりしてねw



*1:KOCのときにも見かけたし、全部来てると言っていた

*2:一昨年で言ったら叩かれてビクッとするようなところ

*3:大体満席だった人が3分の2かそれ以下になった