漫才ってほんとにほんとにむずかしい

…と、漫才プリンス@品川花月を見ながらまたしみじみと思ってしまいました。M-1の二回戦を2日間見て、AGEAGEに出ているような人たちは確実に淘汰されてきた人たちで、ある種小さなピラミッドのトップにいる人たちなんだなー…などと思ったわけですが。いざそういう人たちが集まってみると、それはそれでやっぱり差が出たりムラがあったり穴があったりするもんだからおもしろくも難しい。
今日見ながら最も引っかかり、疑問に感じられたのは「上手い下手の技術的な差はどこで感じるのか」「ネタの中に引き込めるか(入り込めるか)はどこで決まってるのか」という点でした。そのあたり考えつつ、またゆっくり感想書きたいなーと思います。


ま、そんな考察はともかくとして、私の今日イチはPOISON!もーダダハマりで最高でした!リレーのバトンパスのネタでしたが、超笑ったー…でもあれM-1用ネタじゃないよなあ絶対。4分ネタっつってんのに、何をどう考えても6分以上やってたしw なんなら8分コースだったんじゃないかなあ。脱線もアドリブも入りまくりだったのか、吉田さんが笑っちゃってたりして非常に楽しそうでようございましたわー。やっぱ楽しそうに漫才してる人たちはいいよ、うん。でもM-1では一体何をするつもりなんだろうってのがますます気になってしまいました。やー、でもほんと笑いすぎて涙出ましたね。おもしろかった!
個人的には次点東京ダイナマイトでした。こっちもすごい笑ったなー…前ルミネ見たときにはあんまりウケてなくて、私もそんなに笑わなかったんですが今日はすごいおもしろかった!会場にハマってたかどうかは不明でしたがw ローテンションな声張らない漫才が好きってわけではないんですが、今日はこの2組が私はだだハマりでしたね。逆にブロキャスなんかは4分間でほぼ一回も笑えなくて、自分でびっくりしたっていうw なので、単に私がそういうテンションだったのかもしれないですね。東ダイはトークもすげえ面白かったです。「おもしろい話してあげよっか」とハードルをあげてなお爆笑をさらうジローさんがカッコよすぎてちょっと惚れましたw トークはじろさんと綾部さんがすばらしかったです。綾部さんはいつ見てもネタよりもトークが光ってる気がするw
ほいでノンスタはなんつーか…今日はダメだったなー。後半尻あがりにテンポを上げて、それをかっちり時間内でキメてくる技術という点ではズバぬけてんなーと思いましたが、熱が感じられない漫才でなんだかなー、というのが今日の感想。ここんとこ井上さんが不調というか、前みたいな温度のツッコミじゃないことが多いんだよな〜*1。妙に落ち着いてるというか。喉とか体調の問題?このシーズンに2連続で「うーん」な出来のものを見てしまうと、いろいろ心配になります。あんまり面白くなかったら準決勝でちゃんと落としてあげてほしいわあ、などとぼんやり思ってしまいました。難しいだろうけども。

*1:M-1二回戦については石田さんが緊張気味だったという方が大きかったかなと思いましたが