あけおめです

今更ながらあけましておめでとうございまーす!
去年いっぱいでブログ凍結させちゃおうかと思ってたんですが、ありがたいことに多少なりともニーズはあるようなのでだらだらと続けたいと思います。今年もぼんやりと見たものを記録していこうかと。皆様今年もよろしくどうぞm(_ _)m


さてさて、やっぱ今年の初お笑いライブはできればノンスタの漫才がいいなあ〜と我ながら気持ち悪…けなげな発想のもとに、昨日ふらっと思い立ってルミネに当日券を求めてまいりましたところ、あまりの盛況ぶりにびっくり。土日のルミネってこんなに混んでるのかよ!ほぼ10時ぴったりに行ったけど立ち見でした。わお。しかしながらその甲斐あってか、見事ノンスタはトップ出番だったので本当に初笑いを彼らの漫才で始められました〜わあいやったね^^
昨日の出演者たちとネタ。(ひどくうろおぼえな出番順)(たぶん合ってない)

1/10 ルミネtheよしもと②回目

前説:メルヘン倶楽部
NON STYLE(ごくせん→BAR)/陣内智則(映画のCMと予告)/フットボールアワー(?→不良)/ジューシーズ(コンビの痴話喧嘩)/ゆったり感(自己紹介→あいうえお)/インパルス(アイドルファンのニュースキャスター)
チャド・マレーン(子供を育ててほしい)/カリカ(刑事ドラマ風…)/品川庄司ミキティー!→怪談)/犬の心(全日本○○空手選手権)/ルート33(?)/ショウショウ(ものまねとか)

前説のメルヘン倶楽部を筆頭にAGEAGE組がすべり倒していて気の毒だった…w 他の面々は芸風的に仕方ない部分もあれど、ゆったり感なんかM-1であんだけバカスカ笑いとってたからイケるかなあと思っていたのに、こういう並びに入れられちゃうとやっぱりまだまだへたくそというか、知名度のなさをカバーできるほどの力はないんだなあという感じでした。去年まで前説やってたくらいの若手なんだから当然といえば当然か?自己紹介1分、つなぎ1分、あいうえお作文の導入1分、あいうえお取り調べ2分くらいの構成でやっておられましたが、後半はさておき前半がすごいことになってました。ゆったり感は私の中で比較的お客さん選ばずいつでも笑いとれるというイメージだったので、ええー…ま、漫才って難しー……と新年早々また衝撃。そうか、笑う態勢に入ってるお笑い好きばっかじゃない空間なんですな、ルミネの通常公演て。引き込む何かが不足してると、それがもろに笑いの量に出てしまうような印象…その「何か」が何なのかはさっぱりわからないけど。でもフットとかショウショウとか普通に喋ってるだけなのに聞き入っちゃうんだよなー。あと、意外とチャド・マレーンもw そういうのを「腕」とか「技術」と呼ぶのかもしれません。


そんな昨日のルミネ、ノンスタは冒頭から「…井上さん二日酔いっすか?」ってくらいローテンションな入りで、しかも掴みの喋りほぼゼロでネタから入ったので、あれ?トップなのに何で?と思っていたらどうも後半の『BAR』が下ろしたばっかりのネタだったみたいでした。もしかしたらこの日ネタ下ろしだったのかも?ネタ自体はダメ男ダテ男DVDに入ってるコントのリメイクだったのですが*1二人とも何度も噛んでたし、石田さんに至ってはなんと軽くセリフとばしてましたw そんなん初めて見たのでびっくり。ふわあ、珍しいもん見た。
そのネタはもろに井上さんがイキってるネタなので、今年はマジでイキっていくんだなあとわくわく。「イキリ」という言葉を使わないイキリ漫才をやっていく方向なんでしょうかね〜。しばらくしたらこのネタ仕上げたものをどっかのネタ番組で見られるかもしれないなあと思いながら見てました。イキリキャラ(ウザい嫌われキャラ?)を出してるのはごく最近のバラエティだけなせいか、始まってすぐは井上さんの勘違いしたカッコつけキャラにお客さんが馴染めていないというかリスポンスが悪かったのが、だんだんとネタがすすむにつれて笑いが増幅していくのが見ていて快感!w いやあこれは楽しい。またこのネタやってるところ見たいな。
その他前半のごくせん部分ではアドリブもちょいちょい入っていて、「エンジン類?」「…お前それM-1でやったヤツや」「(拍手)」「知らんわ!俺はお前の指示どおりやってるだけやんけ!お前がエンジン音て言うから…」「うるさい!」みたいなやりとりが面白いってか興味深かったです。そうかー、LIVE STANDのDVDで「新ネタ以外は大体事前にネタ合わせしない、舞台でどちらかが喋り始めてからネタが決まる」みたいなことを言っていたので、それってつまりネタ振ってる側の井上さんが決めてるってこと?と思っていたのですが、ネタの中身に関してもそういう部分があるのか…w さすが社長と下請け。しかし普段はそんな細かなボケツッコミまで相手に合わせて反射的にやってるのかー。だとしたら、そら「みっちりとした100回*2」の練習が必要ですわな。


ノンスタ以外の面々も休み明けっぽいグダグダめの温度のところが多くて、フットなんかは漫才中に後藤さんが笑っちゃって「何笑てんねん」「いやお前の顔久しぶりに見たら…w」「もう慣れたやろ」「いや久々に長いこと空いたから」「確かに4,5日空いたけど、それより前にもう10年の蓄積があるやろ、慣れろや」「www」というやりとりがありましたw 前に見たときにも「僕でも間空くと見たとき笑てまいますから」みたいなことを言ってるのを聞いたことはありましたが、ほんとにそうなんだ?いやまあどこまでネタかわからんけど。
とにもかくにも、楽しかったです。カリカの「そんなんアリ!?」っていうネタが面白かった…やっしーの演技力ハンパねえな!立ち見の距離だとうっかりカッコよく見えてしまうくらいの演技力と立ち姿でした。ステキ!ここだけ周りと明らかに色味が異なるというか、よくできた舞台みたいで、でもすごく笑えたのでとってもよかったです。ただものすごく「なんで吉本にいるの?」と訊きたくなった(いい意味で)。w
あとはインパルスも相変わらず面白かったです。板倉さんも本当に演技が達者だなあ。そして堤下さんの女装の破壊力。出オチな存在感がすばらしいw でもこの日一番笑いとってたのはもしかしたら陣内さんだったかもしれません。すごくわかりやすくて、笑いやすいんだなー。やっぱなんだかんだで面白いので逆風もそろそろ和らいできてるしガンバレ!と思った次第ですw
しかしこうして並べるといろんな芸人さんがいて、いろんな種類の芸風があって、結構懐深いっつーか手広いなあ吉本、としみじみ思いました。ルート33・ショウショウとカリカ・犬の心が普通に同じ舞台に同居してるってなかなかだよねえ。よい初笑いでしたー。寄席(とは呼ばないのかな?)は楽しいですね。また行こうっと。

*1:思い違いしてました!これもともと別の漫才のネタの一部を長く変形させてたみたいでした!失礼!…ってことはただ単に不調だったのか?w

*2:@ドリマ2010