漫才に恋をするひと

…だなあ、石田さんは、としみじみ思う。
myzoにNON STYLEふたりのロングインタビューがアップされたと聞いて見に行ってきたのですが、石田さんは漫才好きすぎるなあ。

―NON STYLEとしての最終形というか、どこまで行けば頂上なのか？
「うーん…頂上っていうのはあるんですかね？」
「頂上っていうのはないかもしれないですけど、でも何十年後かに絶対なっときたいなって思うことは、NGKでトリはとりたいです」
「なんばグランド花月で、誰からも信頼されたまま…マイクスタンドまで走りたいですね」

…だそうです。なんとまあうつくしき表現か。そしてまたそれを語る表情がなんとも夢見る瞳でいらっさって、なんだか見てるこっちが参ってしまうというか、わけもなくぎゅっとなってしまいました。
そしてそれ以外のところはほとんど意見が一致してなかったですが(ｗ、最終目標がNGKのトリをやりたい、というところだけは一致する二人にちょっとほっこり。どうぞ師匠と呼ばれるまで漫才やっておくれー。

全体的にいいことや興味深いことをたくさん言っていたので、ノンスタ好きな方はぜひご視聴あれ〜。
内向きな話の多い石田さんと、外向きな話の多い井上さんとの対比が面白かったり、お互いについての話なんかもよかったです。
石田さんからは「（井上の目指すものであるテレビの冠番組というのは）自分の本来の指向とは異なるけど」「井上がおったからここまでやれたと思う」「だから井上の夢も叶えたいし」「すごいプレッシャーだけど頑張る」なんてなかなかに相方思いな男前発言も。
…芸風的に仕方ない向きもありますが、そんな風に思ってるならもうちょっと表に出したらいいのにねえ…彼らは本当に仲いいのか悪いのかよくわからんかったり、連携怪しかったりするときが多すぎるよｗ

ちなみに知らなかったんですが、ノンスタ以外にも笑い飯、パンブー、東ダイ、しずる、はんにゃのもありました。全員インタビュアーも質問も編集もまったく違うので、同じ30分インタビューというくくりでもそれぞれだいぶ差が出ていて、何かすげー雑なシリーズに仕上がっていますｗ
まあでも見た感じ映像的にはぶっちぎりノンスタが一番雑でしたが…二人とも夜の車内で推定ハンディカメラ撮影（やたらと顔のアップ）というむごい状況なので、ただでさえよろしくはないお顔が3割増しぶすに…！もうちょい考えたれよ！ｗ その上撮った日はM-1決勝戦前日という。その日ドリマもあったはずだのに…さすが吉本、無駄にむごいぜ…！
私はちょこちょこ色んな人の拝見しました〜。西田さんとパンブー哲夫さんの語り口がすきだ。そして池田さんが一人でこういう感じに喋ってるところを初めて見ましたが軽く衝撃を受けました。生気なさすぎるだろう！ｗ あんなにものらりくらりしてるもんかと。のれんに腕押しじゃないけどつかみどころなさすぎて、インタビューしてる方も困惑してた（または苛立ってた）ぞ…^^;